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【アクセス】大浜バス停留所より徒歩5分
 平成25年(2013年)に市指定の天然記念物となったハマセンダン(ミカン科)は、竜王山山すその大浜神社跡の北側に生育する巨木です。目通り(地上高1.3メートルの幹の周囲)は5.2メートル、根回りは約12メートル、樹高は約15メートルで、国内最大級といわれています。樹齢はおよそ250年といわれていますが、樹勢は旺盛です。
 ハマセンダンは一般的に暖地の海岸に近い山林に生育する木で、本州(三重県以西)、四国、九州、沖縄、台湾、中国大陸南部にかけて分布しています。市内では、梶の火ノ山、県内では、下関市の火の山や満珠・干珠、萩市の笠山や須佐の日本海沿岸に生育しています。
 大浜神社跡に繋がる長い階段を登ると目の前に現れる巨木の姿は、見るものを圧倒し、なんともいえない木の肌の質感は思わず見入ってしまうほどです。大自然のパワーを感じに、ハマセンダンを見に行ってみませんか。