花の時期に葉が枯れていることが多いので「歯がない」の語呂合わせからこの名がつきました。

竜王山では「百年の森入口付近」と「もみじ谷」に群落が見られ、半日蔭を好みます。

高さが0.6~1.0mの多年草。

花被片を開くと紫褐色斑点が見られ、早朝に特に良い香りがします。


花を見ると由来が分かります。

花の色が金色(黄色)で蘭だからキンランとなりました。

開花場所は雑木林の中で、ツルニンジンの自生地付近です。

八個体しか存在しない貴重品種で高さ20㎝ほど。鮮やかな色が目立ちます。

大切にして個体数が増えるのを待ち望んでいます。


名前の由来は、小さな葉であるから「コバ」、

葛飾北斎の浮世絵を連想して「タツナミ」の名前がつきました。

竜王山公園オートキャンプ場の上部車道(カーブ右側付近)に、

個体数が多く満開になっています。

これからしばらくは楽しめます。


華鬘とは仏殿の欄間などに飾る仏具のこと。

竜王山のもみじ谷の園路脇に、紅紫色した可愛い花を咲かせています。

花は茎の上に総状につき、全体が柔らかく、傷がつくとやや臭気がします。

今が見ごろです。


ヨーロッパ原産の2年草。明治の中旬ごろ渡来して全国に 分布している。オドリコソウによく似ているのでヒメがついた。 竜王山では登山道やもみじ谷で見られます。茎は15cm前後。 花は赤紫色の唇形花を密につけます。 竜王山の野草のスタートが始まりました。


竜王山の道端や草地などに生える今年度最後の花です。

別名“油菊”という。江戸時代、花を油にひたしたものを

傷薬にしたことによる。舌状花と頭状花の黄色が鮮やかで

12月になっても見られる。竜王山は3月のアマナから多くの

花々が楽しませてくれました。


この時期、野山でよく見られる多年草の花である。

ハッカの名前がついているが香気はほとんどない。

中国から生薬名“薄荷”が入るとこの名が使われるように

なった。

竜王山では登山道の傍でよく見られるが、キャンプ場の入り口付近に多く咲いている。


別名ヤクモソウ(益母草)。

メハジキの茎を短く切って上下のまぶたに挟んで目をつぶると、茎が遠くに飛びます。

子供が遊ぶこの様子から“目弾き”といいます。

またヤクモソウは産後の止血に使われたことから“益母”といいます。

自生地は日本全土の野原や道端。

高さは0.5~1.5m。

竜王山ではもみじ谷の上から2つ目の階段脇に咲いています。


江戸時代の「大和本草」などにこの名が記載された。

煎じて飲むと下痢がぴたりと止まるという。

この事例をもとに「現の証拠」の名がついた。

緑の草地に赤紫色の1.5cm花が良く目立っている。


別名ジイソブ。

根が朝鮮人参に似ており、朝鮮人参の偽物として出まわったことがある。

竜王山では中腹の旧トイレ裏辺りに多く見られる。

花冠は3cm前後。内部は褐色で柱頭など美しい。

蔓性で支柱を施さないと綺麗に見れないことがある。


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